「試合のあと、かかとが痛い…」
「扁平足で走るとすぐ疲れる」
そんな悩みを抱えるジュニアサッカー選手は少なくありません。
成長期の足はまだ未発達で、激しいトレーニングや試合の負荷によってかかと痛(シーバー病)や扁平足、膝・腰のトラブルが起こりやすいのが現実です。
そこで注目されているのが、アスリートから支持されるBMZ(ビーエムゼット)のサッカー専用インソールです。
BMZ独自の「Cuboid Balance(キュボイドバランス)理論」は、足の外側にある立方骨を支えることで足本来の機能を引き出し、ケガ予防とパフォーマンス向上を同時に叶えます。
この記事では、ジュニア世代に最適な【2025年最新】BMZサッカーインソールの選び方とおすすめモデル10選を徹底解説します。
お子様の足を守り、のびのびとサッカーを楽しませるために、ぜひ参考にしてください。
BMZとは?サッカーインソールで注目される理由

BMZは、整形外科分野の知見から生まれた日本ブランドで、特に「足本来の機能を引き出す」ことを目指したインソール作りが特徴です。
従来のインソールは「土踏まず(内側アーチ)」を持ち上げて支える構造が主流でしたが、BMZはそこに疑問を投げかけ、「立方骨(Cuboid)」に着目した、特許技術「Cuboid Balance理論」を開発。
国内外のトップアスリートやプロチームに採用されており、育成年代でも導入するクラブが増加中です。
私自身は、普段履きで使う運動靴のインソールを探すなかで、BMZブランドのインソール(アシトレ)に出会いました。
シューズは変えずに、BMZのインソールに変えただけでしたが、「Cuboid Balance理論」の効果のためか、姿勢が整い、足や膝、腰の痛みを抱えることが、激減しました。
そのため、サッカー用の幅広サイズのトレーニングシューズのインソールも、すぐにBMZのインソールに買い替えました。
サッカーソックスは、五本指ソックスにしているため、シューズ内はいつも窮屈に感じられたのですが、BMZのインソールに変えたことで、つま先側部分の空間が広がり、快適にシューズが履けるようになりました。
「少し小指がきついけど我慢して履いていた…」トレーニングシューズが、快適なフィット感に生まれ変わり、「インソールを変えるだけで、こんなにも変わるのか…」と、感動したのを覚えています。
以下では、BMZの特許技術「Cuboid Balance理論」を徹底解説し、従来の「アーチサポート理論」では、足りない理由についても、説明していきます。
特許技術「Cuboid Balance理論」(CCLP理論)とは

(BMZ公式より)
「Cuboid(立方骨)」とは、足の外側にある小さな骨で、足裏アーチを支える要となる部分です。
BMZはこの立方骨を支えることで、足全体の骨格バランスと運動性を引き出すというまったく新しい考え方を提唱しました。
従来のように内側アーチだけを支えるのではなく、足裏全体を「外側から」も安定させることで、本来の足の動き(しなり・踏ん張り・蹴り出し)を妨げずにサポートできるのが大きな特徴です。
Cuboid Balance理論の3つの柱で足本来の力を引き出す

(BMZ公式より)
BMZのインソールが注目される理由は、「Cuboid Balance理論」の3つの柱にあります。
① 安定性(外側アーチと立方骨のサポート)
外側アーチを支えることで、着地時のぐらつきを抑え、足首やひざの負担を軽減します。
スパイクやトレーニングシューズでの安定感が格段に向上します。
② 運動性(足指や内側部の動きを妨げない)
土踏まずを持ち上げるタイプと違い、足指や中足部の自由な動きを妨げません。
走る・蹴る・急停止などサッカー特有の動作に対応できます。
③ 柔軟性/衝撃吸収とのバランス
立方骨を支えつつも、クッション性や柔軟性を確保。
成長期の柔らかい足にもやさしく、長時間の練習でも疲れにくい構造です。
なぜ従来のアーチサポート理論では足りないのか

従来の「アーチサポート型インソール」は、土踏まずを強く持ち上げて支える構造でした。
しかし、この方法には次のような問題点があります。
- 足指や中足部の可動域が制限され、蹴り出しの力が弱まる
- 外側アーチが不安定になり、足首やひざに負担がかかる
- 成長期の足には硬すぎて、痛みや違和感を訴える子どもが多い
つまり、「守る」ことに偏りすぎて「動かす」力を奪ってしまうのです。
私自身の実体験ですが、「偏平足」の私は以前、スポーツショップで目に留まった「アーチサポート型インソール」を思い立って購入したことがあります。
値段の高価な運動靴に「アーチサポート型インソール」入れたので、最強の組み合わせだろうと思い、使っていました。
しかし、1週間もたたないうちに、土踏まずの圧迫感から足裏が痛くなり、歩き出しや、片足重心の際のバランス感覚も悪いと感じ、その「アーチサポート型インソール」を破棄した経験があります。
市販のインソールは、自分の足に合わないと思い込んでいたところ、たまたま、BMZのインソール(アシトレ)に出会い、購入して試してみたところ、ベストフィットしました。
私は、BMZのインソールに変えて以来、足や膝のトラブルは、ほとんど起きていません。
反対に、インソールを変えていないタイトフィットの古い靴を履いてみると、2・3日ですぐに足裏や膝の痛みを感じてしまうため、インソールの効果は歴然です。
もし、保護者の方で、普段から膝や腰の痛みを感じるようでしたら、シューズとインソールが合わないことが原因かもしれませんので、ぜひ一度、BMZのインソール(アシトレ)も、試してみることをおすすめします。
【2025年最新】サッカーインソールジュニアおすすめBMZモデル10選

さて、ここからは【2025年最新】サッカーインソールジュニアおすすめBMZモデル10選を紹介します。
おすすめのジュニア用BMZサッカーインソールを3つの価格帯で分類しました。
■エントリーモデル(〜¥3,000前後)
■ ミドルエンドモデル(¥3,800〜¥4,900)
■ ハイエンドモデル(¥6,000〜¥13,200)
以下で、それぞれを詳しく紹介していきます。
🟦 エントリーモデル(〜¥3,000前後)
まずは、比較的価格帯の安いエントリーモデルのジュニア用BMZサッカーインソールからご紹介します。
1.BMZ カルパワーストライカーブラック
2.BMZ カルパワーストライカーレッド(薄型モデル)
それぞれ、以下で詳しく解説していきます。
BMZ カルパワーストライカーブラック

「BMZ カルパワーストライカーブラック」は、我が家の小3息子が、トレーニングシューズデビューをした際に購入した初代のサッカーインソールです。
実は、私自身の幅広サイズのトレーニングシューズにも、このサッカーインソールを使用しています。
シューズ付属のインソールと比べて、圧倒的に快適になり、足の指が自由に動き、細かく繊細なタッチをボールに伝えられる実感が持てました。
定価よりも値引き価格で販売されていることもあり、価格帯もリーズナブルなため、シューズのサイズアップが著しいジュニア期のサッカーインソールのエントリーモデルとしては、最適です。
- 特徴:キュボイド理論を採用した基本モデル。安定感とエントリー向け性能。
- おすすめ用途:初めてのインソール導入に。練習用にも◎
- 対応症状:かかと痛予防・疲労軽減
- 価格帯:¥2,970(エントリー)
- 厚さ(※前足部):約 2.6~2.8mm(中厚)
BMZ カルパワーストライカーレッド(薄型モデル)

「BMZカルパワーストライカーレッド(薄型モデル)」は、シューズの靴底はまだすり減っていないのに、サイズが少しきつくなってきたと感じる場合にもおすすめです。
このサッカーインソールに変えると、前足部の薄い薄型モデルため、しばらくの間は、足指の圧迫感が減り、快適に履けるようになります。
- 特徴:薄型設計で軽量。スパイク内で圧迫感が少ない。
- おすすめ用途:足幅が狭めのシューズやスパイク
- 対応症状:かかと痛予防・軽度扁平足対策
- 価格帯:¥2,970(エントリー)
- 厚さ(※前足部):約 2.3mm(薄型)
🟩 ミドルエンドモデル(¥3,800〜¥4,900)
ミドルエンドモデルのジュニア用BMZサッカーインソールは、以下の3~6までの商品になります。
3.ストライカーレボーテ ブラック(CCLPモデル)
4.ストライカーレボーテ レッド(キュボイドモデル)
5.ストライカーエア(薄型軽量)
6.ストライカーフィット(屋内・人工芝用)
ミドルエンドモデルのインソールは、それぞれの特徴とおすすめ用途がかなり変わってきます。
以下で、それぞれを詳しく解説していきます。
BMZ ストライカーレボーテ ブラック(CCLPモデル)

「BMZ ストライカーレボーテ ブラック(CCLPモデル)」は、動きの激しくなってきた選手向けに、足元をサポートするサッカーインソールです。
特徴は、立方骨+踵骨前部を支持する「CCLP理論」によって、かかと部分のサポートをより強化し、足首のぐらつきを軽減し、バランス感覚を安定させている点になります。
我が家の小3の息子も、最近のシューズ買い替えに合わせて、このサッカーインソールを購入して入れています。
- 特徴:立方骨+踵骨前部を支持するCCLP理論で高安定。過酷な衝撃にも対応。
- おすすめ用途:扁平足傾向や方向転換が多い選手
- 対応症状:扁平足、足首の不安定さ
- 価格帯:¥3,850(ミドルエンド)
- 厚さ(※前足部):約 2.5mm
BMZ ストライカーレボーテ レッド(キュボイドモデル)

「BMZ ストライカーレボーテ レッド(キュボイドモデル)」は、ミドルエンドの価格帯のBMZサッカーインソールです。
「立方骨(キュボイド)」部分を支える作りを重視したサッカーインソールになります。
それにより、蓄積されてしまう疲労感を軽減するクッション性を重視しています。
お子さんの練習・試合の動きの特徴や、足型の特徴(偏平足の有無)などを踏まえて、ブラックを選んだ方が良いのか、レッドを選んだ方が良いのか、検討してみてください。
使用してみた実感としては、ブラック・レッドのどちらを選んでも履いても、足に合う良いサッカーインソールであると断言できます。
- 特徴:キュボイド重視で快適性・クッション性が高い。
- おすすめ用途:疲労軽減や練習量の多い選手
- 対応症状:足裏疲労、かかと痛の併発
- 価格帯:¥3,850(ミドルエンド)
- 厚さ(※前足部):約 2.5mm
BMZ ストライカーエア(薄型軽量)

「BMZ ストライカーエア(薄型軽量)」は、BMZサッカーインソールのシリーズ最軽量の軽さと薄さが特徴のサッカーインソールです。
また、通気性にも優れており、天然芝や人工芝など、蒸れやすい環境での使用に適しています。
- 特徴:軽量・通気性に優れたエアホール構造。
- おすすめ用途:夏場や人工芝で蒸れやすい環境
- 対応症状:蒸れ対策、足裏の疲れ軽減
- 価格帯:¥4,400(ミドルエンド)
- 厚さ(※前足部):約 2.2mm
BMZ ストライカーフィット(屋内・人工芝用)

「BMZ ストライカーフィット(屋内・人工芝用)」は、商品名のとおり、ずれないフィット感を重視した特徴のサッカーインソールになります。
屋内やフットサルで、素早い切り返しなどに対応するためには、このサッカーインソールがおすすめになります。
- 特徴:薄型フィットでスパイク内の一体感UP。
- おすすめ用途:フットサルや人工芝の練習
- 対応症状:かかと痛・足首の安定性不足
- 価格帯:¥4,950(ミドルエンド)
- 厚さ(※前足部):約 3.4mm
🟥 ハイエンドモデル(¥6,000〜¥13,200)
ハイエンドモデルのジュニア用BMZサッカーインソールは、以下の7~10の商品です。
7.ストライカースポーツ(標準タイプ)
8.ストライカースポーツ(薄型)
9.カルパワースマートスポーツ(ゴールキーパーに好評)
10.ストライカースポーツ プロモデル
ハイエンドモデルのBMZサッカーインソールは、小学校高学年、中学生、高校生以上の本格的なプレーをする選手におすすめのインソールです。
以下で、それぞれ詳しく解説していきます。
BMZ ストライカースポーツ(標準)

「BMZ ストライカースポーツ(標準)」は、プロ選手も使用しているハイエンドな価格帯のサッカーインソールです。
特徴として、剛性を高めるスタビライザーを採用している点が、廉価版のBMZサッカーインソールとの大きな違いになります。
試合時間や練習時間が長くなってくる、小学校高学年、中学生、高校生以上の選手にはおすすめのインソールになります。
靴底の「S」のマークが「白色」のデザインであることが、「標準タイプ」のインソールの見分け方になります。
- 特徴:バランス重視で万能。練習〜試合で使いやすい。
- おすすめ用途:オールラウンドプレーヤー
- 対応症状:かかと痛予防、長時間プレーでの疲労軽減
- 価格帯:¥6,050(ハイエンド)
- 厚さ(※前足部):約 3.8mm
BMZ ストライカースポーツ(薄型)
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「BMZ ストライカースポーツ(薄型)」は、プロ選手も使用するハイエンドな価格帯のサッカーインソール「薄型タイプ」になります。
剛性を高めるスタビライザーを採用しながら、ソールの薄さにこだわって開発し、タイトスパイクにも合わせられます。
靴底の「S」のマークが「黄色」のデザインであることが、「薄型タイプ」のインソールの見分け方になります。
- 特徴:靴内スペースを圧迫せず、足裏感覚を活かせる。
- おすすめ用途:タイトスパイクやテクニカル系選手
- 対応症状:足裏疲労、踏ん張り不足
- 価格帯:¥6,050(ハイエンド)
- 厚さ(※前足部):約 2.6mm
BMZ カルパワースマートスポーツ(ゴールキーパーに好評)

「BMZ カルパワースマートスポーツ(ゴールキーパーに好評)」は、サッカーだけでなく、他のスポーツにも応用の効く「スマートスポーツ」シリーズのインソールです。
「立方骨(キュボイド)」を支えるでっぱりが、他のモデルよりもしっかりと出ています。
走り続けるフィールドプレーヤーよりも、瞬間的な動きに追従できるゴールキーパーに適したサッカーインソールになります。
- 特徴:中足部安定+高い耐久性。GKの踏ん張りをサポート。
- おすすめ用途:ゴールキーパーや安定重視の選手
- 対応症状:踏ん張りの弱さ、体幹バランス不足
- 価格帯:¥7,480(ハイエンド)
- 厚さ(※前足部):約 3.7mm
BMZ ストライカースポーツ プロモデル

「BMZ ストライカースポーツ プロモデル」は、トップアスリート仕様の最上級モデルになります。
シューズやスパイクの値段と同じか、それ以上の価格帯の商品になりますが、全国大会を目指したり、プロ下部組織などでプレーしたりする選手には、おすすめサッカーインソールになります。
- 特徴:トップアスリート仕様。高反発・高剛性の最上位。
- おすすめ用途:本格競技志向、全国大会を目指す選手
- 対応症状:足首不安定、パフォーマンス不足の改善
- 価格帯:¥13,200(ハイエンド)
- 厚さ(※前足部):約 2.6mm

サッカーインソールジュニアおすすめBMZモデル10選比較表
以下に、この記事で紹介してきたサッカーインソールジュニアおすすめBMZモデル10選を、比較表でまとめてみました。
気になる商品をもう一度、比較してご確認ください。
モデル名 | 前足部の厚さ | 特徴 | おすすめ用途 |
---|---|---|---|
BMZ カルパワーストライカーブラック | 約2.6〜2.8mm(中厚) | キュボイド理論の基本モデル。安定感◎ | 初めてのインソール導入、練習用 |
カルパワーストライカーレッド(薄型モデル) | 約2.3mm(薄型) | 薄型軽量、スパイク内でも圧迫感少なめ | 足幅が狭いスパイク、初心者 |
ストライカーレボーテ ブラック(CCLPモデル) | 約2.5mm | CCLP理論で立方骨+踵骨前部を支持 | 扁平足傾向、方向転換が多い選手 |
ストライカーレボーテ レッド(キュボイドモデル) | 約2.5mm | キュボイド理論重視。快適性とクッション性 | 練習量が多い子ども、疲労軽減 |
ストライカーエア(薄型軽量) | 約2.2mm | 通気性抜群のエアホール構造 | 夏場や人工芝での蒸れ対策 |
ストライカーフィット(屋内・人工芝用) | 約3.4mm | 薄型フィット構造。人工芝でも一体感UP | フットサル・人工芝トレーニング |
ストライカースポーツ(標準タイプ) | 約3.8mm | バランス重視。練習から試合まで対応 | オールラウンドプレーヤー |
ストライカースポーツ(薄型) | 約2.6mm | 足裏感覚を活かせる薄型設計 | タイトスパイクやテクニカル系選手 |
カルパワースマートスポーツ(ゴールキーパーに好評) | 約3.7mm | 中足部を強力にサポート、高耐久性 | GKや安定感重視プレーヤー |
ストライカースポーツ プロモデル | 約2.6mm | トップアスリート仕様、高反発・高剛性 | 全国大会志向、本格競技選手 |
まとめ
いかがだったでしょうか。
サッカーを全力で楽しむ子供たちにとって、サッカーインソール選びは、シューズ選びと同じぐらい大事な問題です。
子供たちの足元を支えるために、サッカーシューズとセットでインソールの購入を検討してみてください。
保護者のみなさんと、みなさんのお子様のサッカーライフが、さらに豊かになることを願っています。
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