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ACL2025/26大会方式&日程|出場枠・放送・決勝T・ACL2最新解説

ACL2025/26大会方式&日程|出場枠・放送・決勝T・ACL2最新解説 大会イベント

アジアチャンピオンズリーグ2025/26(ACL2025/26) は、新制度「ACL Elite」と「ACL2」の二部構造で行われるアジア最高峰のクラブ大会です。

大会方式の刷新により、日程・出場枠・放送形態にも大きな変化が加わりました。

本記事では、ACL2025/26の大会方式・日程・出場枠・放送予定・決勝トーナメントの注目点、さらにACL2との違いを最新情報に基づいて徹底解説

日本クラブの挑戦とアジア全体の勢力図を整理し、観戦に必要な情報をわかりやすくまとめます。

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トシージャス

◆プロフィール:学生時代にはサッカーに没頭。息子がサッカーを始め、サッカーグッズの比較やJリーグ・海外サッカーのチェックが日課に。審判員・指導者資格を取得。「選手を支える家族」にとって学びや発見に繋がる情報を発信します。
◆経歴・資格情報:【サッカー歴27年、サッカーコーチ歴2年】【サッカー4級審判員】【JSPOスタートコーチ(ジュニア・ユース)】

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ACLとは?大会の位置づけと新制度の概要

アジアチャンピオンズリーグ(ACL)は、アジアサッカー連盟(AFC)が主催するクラブ最高峰の大会です。

日本のJリーグをはじめ、韓国、中国、中東諸国の強豪クラブが集結し、アジアNo.1を決める舞台として世界的な注目を集めています。

2024年からは大会方式が刷新され、「ACL Elite」と「ACL2」の二部制がスタートしました。

アジアチャンピオンズリーグの歴史と変遷

ACLは2002年に創設され、それ以前のアジアクラブ選手権やカップウィナーズカップを統合して誕生しました。

浦和レッズ、ガンバ大阪、鹿島アントラーズなど、日本クラブも複数回優勝を経験。

アジアサッカーの強化、選手の国際経験、商業的価値の向上に大きな役割を果たしてきました。

2024年からの新制度「ACL Elite」と「ACL2」

2024年からは旧ACLが「ACL Elite」として再編され、その下に「ACL2」が新設されました。

ACL Eliteは24クラブが参加、ACL2は32クラブが出場します。

ACL2の優勝クラブは翌シーズンのACL Eliteプレーオフに進出できる仕組みが設けられ、二部制による競争の活性化が期待されています。

ACL2025/26大会方式の詳細

ACL2025/26では、新制度によって試合形式や出場クラブ数、さらには賞金分配までが大きく見直されました。

これにより、従来以上に競争性と注目度が高まった大会へと進化しています。

ここからは、リーグステージ、決勝トーナメント、ACL2との違い、そして優勝賞金の仕組みまで、詳細を整理して解説していきます。

リーグステージの仕組み(地区分け・対戦方式)

ACL Eliteは東西各12クラブに分かれ、同地区内で8試合を戦います(ホーム4・アウェイ4)。

全チームとの総当たりではなく、抽選によって対戦相手が決まる方式です。

従来よりも強豪同士の対戦が増え、興行性と競技性が高まりました。

ノックアウトステージと決勝方式

各地区上位8クラブが決勝トーナメント進出。

ラウンド16と準々決勝はホーム&アウェイ、準決勝と決勝は中立地での一発勝負となります。

優勝クラブには翌シーズンのACL Elite出場権、さらにFIFAクラブワールドカップやインターコンチネンタルカップへの挑戦権も与えられます。

ACL2の大会方式とACL Eliteとの違い

ACL2は32クラブが参加。

グループステージは4クラブごとの総当たり(ホーム&アウェイ)で、上位が決勝トーナメントに進出します。

優勝クラブにはACL Eliteプレーオフ出場権が与えられ、ステップアップの場として重要です。

※詳しくは、こちらの記事もご覧ください→【2025最新】ACL2の大会方式・日程・放送|出場枠や賞金・ACL Eliteとの違い解説

優勝賞金・分配構造

ACL Eliteの優勝賞金は1,000万ドル(約14〜17億円)

準優勝は400万ドル、準決勝進出で60万ドル。

さらにリーグ参加クラブには最低80万ドルが保証されます。

勝利や引き分けごとに追加ボーナスもあり、総額は4,200万ドル規模

クラブ経営や補強戦略に直結する金額です。

また、下位大会のACL2の優勝賞金は、優勝: 250万ドル、準優勝: 100万ドルとなっています。

ACL Elite2025/26の日程・スケジュールと放送情報

ACLは例年8月のプレーオフを経て、9月から翌年2月までリーグステージが行われます。

2025/26シーズンの日程は、【Jリーグ秋春制移行】とも関連が深く、両大会の日程整合性が大きなテーマとなっています。

2025/26シーズンは、ACL Eliteヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島、FC町田ゼルビアが参戦します。

ACL2にはガンバ大阪が、4年ぶりにアジアの舞台への挑戦をします。

ACL Eliteリーグステージの日程(日本クラブ中心)

Matchday開催日試合カード会場
MD12025年9月16日(火)メルボルン・シティ vs サンフレッチェ広島Melbourne Rectangular Stadium
2025年9月16日(火)FC町田ゼルビア vs FCソウル町田GIONスタジアム
2025年9月17日(水)上海海港 vs ヴィッセル神戸Pudong Football Stadium
MD22025年9月30日(火)サンフレッチェ広島 vs 上海海港広島サッカースタジアム
2025年9月30日(火)ジョホール vs FC町田ゼルビアSultan Ibrahim Stadium
2025年10月1日(水)ヴィッセル神戸 vs メルボルン・シティ神戸市御崎公園球技場
MD32025年10月21日(火)蔚山HD vs サンフレッチェ広島Ulsan Munsu Football Stadium
2025年10月21日(火)上海海港 vs FC町田ゼルビアPudong Football Stadium
2025年10月22日(水)江原FC vs ヴィッセル神戸Chuncheon Songam Stadium
MD42025年11月4日(火)サンフレッチェ広島 vs 江原FC広島サッカースタジアム
2025年11月4日(火)FC町田ゼルビア vs メルボルン・シティ町田GIONスタジアム
2025年11月5日(水)ヴィッセル神戸 vs 蔚山HD神戸市御崎公園球技場
MD52025年11月25日(火)成都蓉城 vs サンフレッチェ広島Phoenix Hill Sports Park Stadium
2025年11月25日(火)江原FC vs FC町田ゼルビアChuncheon Songam Stadium
2025年11月26日(水)上海申花 vs ヴィッセル神戸Shanghai Stadium
MD62025年12月10日(水)サンフレッチェ広島 vs 上海申花広島サッカースタジアム
2025年12月10日(水)FC町田ゼルビア vs 成都蓉城町田GIONスタジアム
2025年12月10日(水)ヴィッセル神戸 vs 成都蓉城神戸市御崎公園球技場
MD72026年2月10日(火)サンフレッチェ広島 vs ジョホール広島サッカースタジアム
2026年2月10日(火)FC町田ゼルビア vs 蔚山HD町田GIONスタジアム
2026年2月11日(水)ヴィッセル神戸 vs 江原FC神戸市御崎公園球技場
MD82026年2月17日(火)FCソウル vs サンフレッチェ広島Seoul World Cup Stadium
2026年2月17日(火)上海申花 vs FC町田ゼルビアShanghai Stadium
2026年2月18日(水)ヴィッセル神戸 vs FCソウル神戸市御崎公園球技場

放送・配信サービス

日本ではDAZNがACL Eliteの日本クラブ戦を独占配信。

ACL2はDAZNに加え、AFC公式YouTubeチャンネルで一部試合が無料配信されます。

地上波/BSは決勝戦など注目カードに限定される傾向が強く、配信中心の視聴環境が主流です。

国別の出場枠と日本クラブの出場枠の増減

ACL出場枠はAFCクラブコンペティションランキングに基づいて決定されます。

ランキング上位国ほど多くの直行枠を得られるため、日本やサウジアラビア、韓国は常に上位を維持しています。

ここでは、国別の配分と日本の最新出場枠動向を整理します。

国別の出場枠配分(2025/26シーズン)

地区国/協会ACL Elite 直行枠ACL Elite 予選枠ACL2 直行枠ACL2 予選枠
東地区日本3010
韓国2110
中国2110
タイ1110
オーストラリア1101
西地区サウジアラビア3100
UAE2110
カタール2110
イラン1110
ウズベキスタン1100
イラク1100

日本クラブのACL出場枠について

2025年5月20日に発表されたAFCクラブコンペティションランキングで、日本は東地区1位を維持しました。

これにより、2026/27シーズンもACL Elite、3枠+ACL2、1枠というアジア最多クラスの体制を継続します。

基本の出場枠構成(通常時)

  • ACL Elite(3枠)
     ① 2025明治安田J1リーグ優勝クラブ
     ② 2025明治安田J1リーグ準優勝クラブ
     ③ 2025明治安田J1リーグ3位クラブ

2026年限定の特別構成

2026年は、〔Jリーグ秋春制〕移行に伴う過渡期として、「J1リーグ特別大会(仮称)」が実施されます。

この年に限り、以下の特例が適用されます。

  • ACL Elite(3枠)
     ① 2025明治安田J1リーグ優勝クラブ
     ② 2026J1リーグ特別大会(仮称)優勝クラブ
     ③ 2025明治安田J1リーグ準優勝クラブ

特例条件

  • 前年のACL Elite優勝クラブは翌年も自動出場(1枠目扱い)

  • ACL2優勝クラブは翌シーズンのACL Eliteプレリミナリーステージに出場(突破で4枠化)

  • 同一クラブが複数条件を満たした場合、上位枠を優先し、空枠はJ1リーグの順位で繰り上げ

  • 天皇杯準優勝クラブは繰り上げ対象外

展望

Jリーグは引き続き東地区1位を維持しており、ACL Elite3枠+ACL21枠体制を維持。

2026年特別大会の導入により、リーグとカップの両方にACL出場へのチャンスが生まれます。

Jクラブの競争力、育成力、そして国際実績がこの立場を支えており、ACL Elite・ACL2双方での日本勢の上位進出が期待されます。

決勝トーナメントの見どころと優勝候補

決勝トーナメントはサウジアラビア、カタール勢が中心の中東勢が資金力でリード。

東地区では日本、韓国、中国勢の戦いが激化します。

特に日本クラブは、技術と戦術の精度で欧州型の進化を遂げており、アジア制覇に向けた本命の一角。

ヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島、FC町田ゼルビアACL Elite挑戦に注目です。

まとめ

ACL2025/26は大会方式・賞金・日程すべてが刷新された新時代の幕開けです。

日本は東地区1位として安定した出場枠を維持し、ACL2との連動でさらなる成長が期待されます。

ACLが〔Jリーグ秋春制〕日程と、どう連動するのか、ACL2枠を決める〔天皇杯〕の行方も見逃せません。

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