アジアサッカー連盟(AFC)より、2026年3月25日にACL(AFCチャンピオンズリーグ)エリート・決勝トーナメントの組み合わせ抽選結果が発表されました。
今大会は中東情勢の影響を受け、西地区の試合が延期となる異例の事態に見舞われていましたが、ついにサウジアラビアでのファイナルステージ(準々決勝以降)に向けた全日程と対戦カードが決定しました。
日本から勝ち上がっているヴィッセル神戸とFC町田ゼルビアの対戦相手も明らかになり、アジアの頂点に向けた熱い戦いが再び幕を開けます。
本記事では、2026年ACL決勝トーナメントの最新の組み合わせや大幅な日程変更の概要に加え、激闘を制してきた日本勢のこれまでの成績も分かりやすくまとめました。
優勝へ向けた両クラブの今後の道のりを、ぜひチェックしてください!
西地区の日程変更が発表!ラウンド16は一発勝負へ
今大会の決勝トーナメントは、混乱する中東情勢を受けて西地区のスケジュールに大きな変更が生じていました。
当初ホーム&アウェイ方式で行われる予定でありながら延期となっていた西地区のラウンド16(1回戦)ですが、今回の発表により4月13日と14日にサウジアラビアで「一発勝負」として開催されることが決定しました。
これにより、すでにラウンド16を突破している東地区のクラブ(神戸、町田など)は、西地区の勝者が決まった直後に準々決勝で激突するという変則的な日程となります。
ACLファイナルステージ(準々決勝以降)の組み合わせと対戦相手
3月25日に行われた組み合わせ抽選会により、準々決勝以降の対戦カードが決定しました。
ここからは東地区と西地区のクラブが対戦する、まさにアジアの総力戦となります。
日本のサッカーファンにとって大きなポイントは、ヴィッセル神戸とFC町田ゼルビアは別々のブロックに入り、決勝まで対戦しないことが決まった点です。
両者が勝ち進めば、日本勢同士の決勝戦という夢のカードが実現します。
ヴィッセル神戸の対戦相手と日程
- 試合日程: 4月16日(木)
- 対戦相手: アルヒラル(サウジアラビア)とアルサッド(カタール)の勝者
神戸は、サウジアラビアとカタールの強豪同士の勝者と激突します。
西地区の勝ち上がりチームは直前にラウンド16を戦っているため、日程面でのコンディション調整が勝負を分ける一つの鍵になりそうです。
FC町田ゼルビアの対戦相手と日程
- 試合日程: 4月17日(金)
- 対戦相手: アルイテハド(サウジアラビア)とアルワフダ(UAE)の勝者
ACL初出場で快進撃を続ける町田は、サウジアラビアかUAEのクラブと対戦します。
持ち前の強度の高いサッカーが中東の強豪相手にどこまで通用するのか、大きな注目が集まります。
2026年ACL 決勝までの全日程まとめ(集中開催)
準々決勝以降のファイナルステージは、4月16日からすべてサウジアラビアでの集中開催で行われます。
以下に決勝までの全スケジュールをまとめました。
▽準々決勝
- 4月16日(木)
- [A] アルヒラル vs アルサッドの勝者 vs ヴィッセル神戸
- 4月17日(金)
- [B] アルアハリ・サウジ vs アルドゥハイルの勝者 vs ジョホール(マレーシア)
- [C] FC町田ゼルビア vs アルイテハド vs アルワフダの勝者
- 4月18日(土)
- [D] ブリーラム・U(タイ) vs トラクター vs シャバブ・アルアハリの勝者
▽準決勝
- 4月20日(月)
- [A]の勝者 vs [B]の勝者(※神戸が勝ち進んだ場合の試合)
- 4月21日(火)
- [C]の勝者 vs [D]の勝者(※町田が勝ち進んだ場合の試合)
▽決勝
- 4月25日(土)
日本勢の成績|ラウンド16の勝ち上がりと明暗
東地区のリーグステージをトップ3で通過し、ラウンド16に挑んだ日本勢3クラブでしたが、ノックアウトステージ特有の厳しさを味わい、見事に勝ち抜いたクラブと涙を呑んだクラブとで明暗が分かれる結果となりました。
激闘となった各試合の成績と得点者を振り返ります。
ヴィッセル神戸(2戦合計 3-1 で勝ち抜け)
リーグステージ2位通過のヴィッセル神戸は、韓国のFCソウルと対戦し、盤石の試合運びでベスト8進出を決めました。
- 第1戦(アウェイ):1-0 勝利(得点者:マテウス・トゥーレル)
- 第2戦(ホーム):2-1 勝利(得点者:大迫勇也、井手口陽介)
アウェイでの初戦は、セットプレーからマテウス・トゥーレルのゴールで1-0と先勝。
ホームでの第2戦では相手に先制を許す難しい展開となりましたが、途中出場の大迫勇也が同点弾を決めると、終盤には井手口陽介が鮮やかなループシュートを沈めて勝負あり。
Jリーグ王者としての貫禄を見せつけ、2戦合計3-1で堂々の勝ち抜けを果たしました。
FC町田ゼルビア(2戦合計 1-0 で勝ち抜け)
ACL初出場ながらリーグステージを首位通過したFC町田ゼルビアは、韓国の江原FCとのしびれるような接戦を制し、クラブ史上初のアジア8強入りという快挙を成し遂げました。
- 第1戦(アウェイ):0-0 引き分け
- 第2戦(ホーム):1-0 勝利(得点者:中村帆高 / アシスト:ナ・サンホ)
アウェイの第1戦は、GK谷晃生を中心とした守備陣が相手の猛攻を凌ぎ切りスコアレスドロー。
ホームに戻った第2戦では、前半25分に左サイドのナ・サンホからのクロスに中村帆高が合わせて待望の先制点を奪取しました。
この虎の子の1点を町田らしい強度の高い守備で最後まで守り抜き、2戦合計1-0で激闘を制しました。
サンフレッチェ広島(2戦合計 2-3 で敗退)
リーグステージ3位通過のサンフレッチェ広島は、マレーシアの絶対王者ジョホール・ダルル・タクジム(JDT)と激突しましたが、ここで無念の大会敗退となりました。
- 第1戦(アウェイ):1-3 敗戦(得点者:オウンゴール)
- 第2戦(ホーム):1-0 勝利(得点者:木下康介 ※PK)
完全アウェイの空気の中で行われた第1戦では退場者を出し、1-3で落としたことが最後まで重くのしかかりました。
背水の陣で臨んだホームでの第2戦は、試合終了間際に木下康介がPKを沈めて1-0と意地を見せましたが、反撃もここまで。
2戦合計スコア2-3となり、あと一歩及ばず涙を呑みました。
ACL2ではガンバ大阪が準決勝進出!
ACLエリートの熱戦の裏で、新設された「ACL2(チャレンジ)」に出場している日本勢・ガンバ大阪も躍進を続けています。
リーグステージを圧倒的な強さで全勝突破したガンバ大阪は、ノックアウトステージでもその勢いを維持し、見事に準決勝への切符を掴み取りました。
記念すべきACL2初代王者に向けて、こちらの戦いからも目が離せません。
まとめ|アジアの頂点へ!町田と神戸の挑戦が始まる
中東情勢の混乱による西地区の延期という前代未聞の事態に見舞われた今大会ですが、3月25日の抽選会を経て、いよいよ4月16日からサウジアラビアでのファイナルステージが幕を開けます。
日本の代表としてベスト8に名を連ねたFC町田ゼルビアとヴィッセル神戸は、ここから「完全な一発勝負」という極限の緊張感の中で、中東の強豪クラブたちと激突します。
両クラブは別のブロックに入ったため、順調に勝ち進めば決勝戦で「日本勢対決」が実現する胸の熱くなるような展開も待っています。
異例の日程変更を乗り越え、アジアの頂点、そして新たな称号を手にするのはどのクラブか。
サウジアラビアを舞台にした町田と神戸の新たな挑戦を、全力で応援していきましょう!

コメント