小学生や中学生のサッカー選手に多い「シューズがきつい」「足が痛い」という悩み。
その原因の多くは、成長期特有の足型と標準サイズのシューズのミスマッチにあります。
そこで注目されるのが幅広タイプ(3E)のジュニア用サッカートレーニングシューズです。
足先の締めつけを防ぎ、人工芝・土・体育館などさまざまな環境で快適にプレーでき、ケガ予防にも効果的。
この記事では、2025年最新のサッカートレーニングシューズジュニア用おすすめ5選と、正しい足幅の測り方や成長期に合った選び方を解説し、保護者の方に役立つ情報をお届けします。
サッカートレーニングシューズ幅広タイプが必要な3つの理由

1.成長期の足の特長と負担ポイント
2.幅広設計で防げるケガ・トラブル
3.痛くならない靴選びのための基本知識
それぞれ、以下で詳しく説明していきます。
成長期の足の特徴と負担ポイント
成長期の子どもの足は、大人よりも骨が柔らかく、まだ形も安定していません。
特にサッカーでは、急なダッシュや方向転換、ジャンプの着地などで足に大きな負担がかかります。
もし幅が合わない靴を履いていると、足の甲や指先が圧迫され、赤みやマメ、さらには外反母趾や扁平足など将来的なトラブルにつながることもあります。
幅広設計で防げるケガ・トラブル
幅広設計のシューズは、足を横から圧迫しないため、血流がスムーズになり疲れにくくなります。
足指も自然に開けるので、踏ん張る力がしっかり使え、ケガの予防にもつながります。
特に足幅が広めのお子さんは、幅広タイプを選ぶだけで「足が痛い」という悩みがグッと減ります。
痛くならない靴選びのための基本知識
まず大切なのは、「足の形に合う靴」を選ぶこと。
見た目やブランドだけで決めるのではなく、ワイズ(足幅)やフィット感、素材の柔らかさなどをチェックしましょう。
特に合成皮革より天然皮革や柔らかいメッシュ素材は足なじみが良く、成長期の足にもやさしいです。
足が痛くならない幅広シューズの選び方ガイド

1.足幅(ワイズ)の正しい測り方
2.店舗でのシューズ試着がおすすめ
3.素材・フィット感・クッション性の重要性
4.人工芝・土・体育館などグラウンド別の選び方
5.成長期に合わせたサイズアップの目安
6.買い替え頻度の目安
それぞれ以下で、詳しく説明をしていきます。
足幅(ワイズ)の正しい測り方
足幅は、親指と小指の付け根の一番広い部分をぐるっと測ることでわかります。
スポーツショップや靴専門店では、専用の計測器で簡単に測ってもらえます。
自宅で測る場合は、夕方の足が少しむくんだ時間帯に測るのがおすすめです。
店舗でのシューズ試着がおすすめ
ネット購入も便利ですが、まずは店舗で試着してサイズ感を確かめるのが安心です。
履いた状態で足の指がしっかり動くか、かかとが浮かないかをチェックしましょう。
試着のときは、サッカーソックスを履くとより本番に近いフィット感がわかります。
素材・フィット感・クッション性の重要性
人工芝や土のグラウンドでは着地の衝撃が大きいため、クッション性のあるインソールやミッドソールが重要です。
フィット感は足を守る要ですが、締めつけすぎると逆に痛みの原因になるので要注意。
素材は足になじみやすい柔らかめがおすすめです。
人工芝・土・体育館などグラウンド別の選び方
- 人工芝・土:小中学生の屋外練習場所は、土であることがほとんどです。土と人工芝で兼用できるターフソール(TFターフの表示あり)タイプが通常のシューズになります。
- 体育館:床を傷つけないノンマーキングソールのフラットタイプ(INインドアの表示あり)を選ぶ必要があります。
成長期に合わせたサイズアップの目安
成長期ですぐに足が大きくなるからと、大きめサイズを購入するのはNGです。
つま先に5〜7mmのゆとりを持たせつつ、緩すぎないサイズを選びましょう。
シューズサイズが大きくて緩すぎる場合、靴の中で足が動いてしまい、反対に踵などを痛める原因になります。
つま先のゆとりを5mm程度残しつつ、横幅はきつくなく、ぴったりのサイズを選んでください。
買い替え頻度の目安
どのくらいの頻度で、靴を買い替えるべきですか?という質問をよく耳にします。
我が家のように、毎日使用する場合は、靴底が摩耗して、3カ月程度で買い替えが必要になってきます。
週末のみシューズを使用する場合は、6カ月程度が目安になります。
成長期の足ですので、シューズのサイズを見直すことも大切です。
3〜6か月ごとに、シューズが窮屈になってきていないか確認してあげてください。
足裏のポイントがすり減って平らになってきたり、指先の余裕が5mm以下になったら買い替え時期のサインです。
【2025年最新】サッカートレーニングシューズ幅広ジュニアおすすめ5選

ここでは、【2025年最新】サッカートレーニングシューズ幅広ジュニアのおすすめ5選をご紹介します。
1.ヤスダ(YASUDA)Ligaresta(リガレスタ) TF Jr.圧倒的なフィット感で履く人を選ばない
2.ヤスダ(YASUDA)Ligaresta(リガレスタ) TF Kids待望のベルクロ型キッズシューズ
3.ミズノ(MIZUNO)モナルシーダ NEO III SELECT Jr AS幅広タイプの定番!
4.アシックス(ASICS)DS LIGHT JR GS TF安心の有名ブランドシューズ
5.ヒュンメル プリアモーレ6アルファVTF JR足を守るクッション性重視の一足
それぞれ、以下で詳しく紹介していきます。
ヤスダ(YASUDA)Ligaresta(リガレスタ) TF Jr.圧倒的なフィット感で履く人を選ばない
2025年春新発売 — 圧倒的なフィット感を打ち出す新作

ヤスダ(YASUDA)のLigaresta(リガレスタ) TF Jr.は、幅広設計で日本人のジュニアの足にしっかりフィットし、長時間のトレーニングでも快適な履き心地を実現します。
大人向けモデルで実績のあるロングセラーシューズを踏襲し、ジュニアの足元を支えます。
スパイクを使用しない年代のジュニアにおすすめの一足です。
アッパー素材は柔らかく、柔軟性があり、大変足なじみが良いので、履く人を選びません。
また、Jr.(ジュニア)タイプは、1cmサイズごとの展開になり、0.5cmのサイズ調整は、付属のインソール(スペーサー)の着脱で調整することができます。
例えば、普段履きシューズのサイズが20.0cmだった場合、スペーサーを入れたLigaresta(リガレスタ)20.0cmサイズがぴったりの目安です。
少し窮屈な場合は、スペーサーを抜いて履くと、20.5cmのシューズサイズになる、というイメージになります。
我が家では、小3の息子と小4の甥っ子にも、このヤスダ(YASUDA)Ligaresta(リガレスタ) TF Jr.を勧めて、オンラインで購入しました。
足へのフィット感は最高のようで、靴内で指が当たって痛がることは皆無になり、大満足のようでした。
大人用のシューズは、以前から販売されていましたが、このLigaresta(リガレスタ)、ジュニア用トレーニングシューズの販売は、2025年の春に始まりました。
このジュニア用トレーニングシューズの存在をもう少し早く知りたかったというのが、本音です。
店舗によって条件が多少異なりますが、オンラインで購入して試着後に、サイズ変更の返品交換が可能です。
カラーバリエーションは、ホワイト、ブラックに加えて、ブルーも2025年の夏に販売が開始されました。↓


以下が、ホワイトカラーのジュニア用トレーニングシューズです↓


ブラックカラーも、落ち着いたデザインでかっこいいですね。↓


体育館や屋内フットサル用のインシューズの展開もあります。
(ホワイト、ブラック、ブルーの3色カラーの展開です)↓



ヤスダ(YASUDA)Ligaresta(リガレスタ) TF Kids待望のベルクロ型キッズシューズ
2025年夏新発売 — 低学年向けのベルクロ(マジックテープ)仕様

ヤスダ(YASUDA)Ligaresta(リガレスタ) TF Kidsは、2025年夏に新発売のベルクロ型のキッズ向けトレーニングシューズです。
まだ靴ひもを結べない就学前のお子様や小学校低学年のお子様には、一人で着脱できない、ひもタイプのトレーニングシューズは、あまりおすすめできません。
フィット感が多少落ちたとしても、ジュニアやキッズのトレーニングシューズのデビューは、ベルクロ型のキッズシューズから入るのが絶対におすすめです。
ヤスダ(YASUDA)から待望のベルクロ型ジュニア用トレーニングシューズが発売され、ようやく心からおすすめできるデビューシューズが誕生しました。
正直、息子がサッカーを始めた頃にこのシューズが発売していれば、間違いなくこのシューズから選んでいました。
1cmサイズごとの展開になり、0.5cmのサイズ調整は、付属のインソール(スペーサー)の着脱で調整できる点は、Ligaresta(リガレスタ)TF Jr.と同じです。
ブルーカラーが印象的で、かっこいいですね。ホワイトカラーの展開もあります。


キッズにも、体育館や屋内フットサル用のインシューズの展開があります。↓


ミズノ(MIZUNO)モナルシーダ NEO III SELECT Jr AS幅広タイプの定番!
EEE相当のワイドラスト、人工芝でのグリップが好評

ミズノ(MIZUNO)のモナルシーダNEO III SELECT Jr ASは、3E相当の幅広設計で、足幅が広いジュニアに特に人気のモデルです。
軽量でありながら耐久性も高く、激しいトレーニングや試合にも対応します。
クッション性のあるインソールが足への負担を軽減し、長時間の使用でも疲れにくいのが魅力です。
また、ミズノ独自のフィット感で、足全体をしっかり包み込むような履き心地を実現しています。
普段履きの靴よりも、少し大きめサイズを購入することで、足に適度にフィットします。
我が家の小3の息子は、幅広タイプをお店で探して試着し、4足目に購入を決めたシューズです。
また、このシューズから、ひもタイプ(レースタイプ)のトレーニングシューズにデビューしました。
お気に入りのシューズを履くために、一生懸命、ちょうちょ結びを練習していたのが印象的です。
ソールがすり減って履けなくなるまで、このシューズが気に入って履いていました。


アシックス(ASICS)DS LIGHT JR GS TF安心の有名ブランドシューズ
軽量でホールド性◎、人工芝・土両対応

アシックス(ASICS)のDS LIGHT JR GS TFは、日本人の足型に合わせたワイド設計が特徴のサッカージュニア用のトレーニングシューズです。
アッパーには柔らかい人工皮革を採用し、足にしっかりフィットしながらも動きやすさを損ないません。
アウトソールはグリップ力と耐久性に優れ、人工芝や土のグラウンドでも安定したプレーが可能です。
また、足首周りのクッション性も高く、成長期の足をしっかりサポートします。
息子が試着した販売店には、ちょうど足に合うサイズの在庫が無くて断念しましたが、在庫があれば、試着してみることをお勧めします。
小学生の息子の同級生のサッカー友達は、このアシックス(ASICS)のDS LIGHT JR GS TFを履いてプレーしています。
豊富なカラーバリエーションの展開があり、お子様の気に入るカラーを選ぶことができます。



ヒュンメル プリアモーレ6アルファVTF JR足を守るクッション性重視の一足
ゆったりつま先+厚めミッドソールで練習量の多い子に◎

ヒュンメル プリアモーレ6アルファVTF JRは、ジュニアの足に優しい、ベルクロタイプのジュニア用サッカートレーニングシューズです。
痛くなりにくいワイド設計、衝撃を吸収する肉厚ミッドソール、走りやすい柔軟なアウトソールが特徴になります。
我が家の小3の息子が店舗で試着後に購入を決めた、3足目のシューズです。
また、先ほどの同級生とは別の少年団の同級生が、プリアモーレ6アルファVTF JRの色違いを履いてプレーしていました。
クッション性が重視されているため、登下校や外遊びの間もずっと履いており、その期間に足を痛がることはありませんでした。
意外とベルクロ部分の摩耗が速く、ソールがすり減り切る前に、ベルクロで止めることができなくなったため、次のシューズに移行しました。
キッズ受けする奇抜なカラーバリエーションも、おすすめできるポイントです。



まとめ
成長期の子どもの足は、一人ひとり形も大きさも異なり、合わないシューズを履き続けると痛みやケガの原因になってしまいます。
だからこそ、幅広タイプのサッカートレーニングシューズを選ぶことは、快適さだけでなくパフォーマンスや安全性を守るためにも大切です。
今回紹介した【2025年最新】ジュニア向け幅広サッカートレーニングシューズおすすめ5選は、足幅に悩む小学生や中学生でも安心して履ける人気モデルを厳選しました。
フィット感やクッション性、グラウンド別の対応力など、それぞれ特徴があるので、お子さんの成長やプレー環境に合わせて選んでみてください。
正しい足幅の測り方やサイズアップの目安を意識しながら選べば、足の痛みを防ぎつつ長く快適にプレーできます。
ぜひこの記事を参考に、お子さんにぴったりの一足を見つけて、サッカーをもっと楽しく安全に続けていきましょう。
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