「またサッカーの後に“足が痛い”って言ってる…」そんなお子さんの声に、心配になったことはありませんか?
特に成長期の小学生~中学生は、足の骨や筋肉がまだ発達途中。
毎日の練習や試合で合わないシューズを履き続けると、足の痛みやケガの原因になってしまいます。
我が家でも、足に合わないシューズで踵を痛めたり、靴擦れを起こしたりして、シューズの買い替えを経験しました。
そこで気づいたのが、「幅広設計」のサッカートレーニングシューズの大切さ。
この記事では、同じようにお子さんの足トラブルで悩む方のために、足が痛くならないサッカートレーニングシューズの選び方と、幅広タイプのおすすめ5選をまとめました。
成長期の大切な足をしっかり守ってあげましょう。
サッカートレーニングシューズの幅広タイプが必要な理由
ここでは、サッカートレーニングシューズの幅広タイプが、成長期のジュニアの足に必要な理由について説明していきます。
成長期の足の特徴と負担ポイント
成長期の子どもの足は、大人よりも骨が柔らかく、まだ形も安定していません。
特にサッカーでは、急なダッシュや方向転換、ジャンプの着地などで足に大きな負担がかかります。
もし幅が合わない靴を履いていると、足の甲や指先が圧迫され、赤みやマメ、さらには外反母趾や扁平足など将来的なトラブルにつながることもあります。
幅広設計で防げるケガ・トラブル
幅広設計のシューズは、足を横から圧迫しないため、血流がスムーズになり疲れにくくなります。
足指も自然に開けるので、踏ん張る力がしっかり使え、ケガの予防にもつながります。
特に足幅が広めのお子さんは、幅広タイプを選ぶだけで「足が痛い」という悩みがグッと減ります。
痛くならない靴選びのための基本知識
まず大切なのは、「足の形に合う靴」を選ぶこと。
見た目やブランドだけで決めるのではなく、ワイズ(足幅)やフィット感、素材の柔らかさなどをチェックしましょう。
特に合成皮革より天然皮革や柔らかいメッシュ素材は足なじみが良く、成長期の足にもやさしいです。
足が痛くならないための選び方ガイド
ここでは、足が痛くならないためのトレーニングシューズの選び方ガイドを解説していきます。
足幅(ワイズ)の正しい測り方
足幅は、親指と小指の付け根の一番広い部分をぐるっと測ることでわかります。
スポーツショップや靴専門店では、専用の計測器で簡単に測ってもらえます。
ママが自宅で測る場合は、夕方の足が少しむくんだ時間帯に測るのがおすすめです。
店舗でのシューズ試着がおすすめ
ネット購入も便利ですが、まずは店舗で試着してサイズ感を確かめるのが安心です。
履いた状態で足の指がしっかり動くか、かかとが浮かないかをチェックしましょう。
試着のときは、サッカーソックスを履くとより本番に近いフィット感がわかります。
素材・フィット感・クッション性の重要性
人工芝や土のグラウンドでは着地の衝撃が大きいため、クッション性のあるインソールやミッドソールが重要です。
フィット感は足を守る要ですが、締めつけすぎると逆に痛みの原因になるので要注意。
素材は足になじみやすい柔らかめが◎。
人工芝・土・体育館などグラウンド別の選び方
- 人工芝・土:小中学生の屋外練習場所は、土であることがほとんどです。土と人工芝で兼用できるターフソール(TFターフの表示あり)タイプが通常のシューズになります。
- 体育館:床を傷つけないノンマーキングソールのフラットタイプ(INインドアの表示あり)を選ぶ必要があります。
成長期に合わせたサイズアップの目安
成長期は3〜6か月でサイズが変わることもあります。
つま先に5〜7mmのゆとりを持たせつつ、緩すぎないサイズを選びましょう。
シューズが緩すぎる場合、靴の中で足が動いてしまい、踵を痛める原因になります。
つま先のゆとりを残しつつ、ぴったりのサイズを選んでください。
サッカートレーニングシューズ幅広ジュニアおすすめ5選
ここでは、サッカートレーニングシューズ幅広ジュニア用、超おすすめ5選をご紹介します。
1位 ヤスダ(YASUDA)Ligaresta(リガレスタ) TF Jr.圧倒的なフィット感で履く人を選ばない
2025年春新発売 — 圧倒的なフィット感を打ち出す新作

ヤスダ(YASUDA)のLigaresta(リガレスタ) TF Jr.は、幅広設計で日本人のジュニアの足にしっかりフィットし、長時間のトレーニングでも快適な履き心地を実現します。
大人向けモデルで実績のあるロングセラーシューズを踏襲し、ジュニアの足元を支えます。
スパイクを使用しない年代のジュニアにおすすめの一足です。
アッパー素材は柔らかく、柔軟性があり、大変足なじみが良いので、履く人を選びません。
また、Jr.(ジュニア)タイプは、1cmサイズごとの展開になり、0.5cmのサイズ調整は、付属のインソール(スペーサー)の着脱で調整することができます。
例えば、普段履きシューズのサイズが20.0cmだった場合、スペーサーを入れたLigaresta(リガレスタ)20.0cmサイズがぴったりの目安です。
少し窮屈な場合は、スペーサーを抜いて履くと、20.5cmのシューズサイズになる、というイメージになります。
我が家では、小3の息子と小4の甥っ子にも、このヤスダ(YASUDA)Ligaresta(リガレスタ) TF Jr.を勧めて、オンラインで購入しました。
足へのフィット感は最高のようで、靴内で指が当たって痛がることは皆無になり、大満足のようでした。
大人用のシューズは、以前から販売されていましたが、このLigaresta(リガレスタ)、ジュニア用トレーニングシューズの販売は、2025年の春に始まりました。
このジュニア用トレーニングシューズの存在をもう少し早く知りたかったというのが、本音です。
店舗によって条件が多少異なりますが、オンラインで購入して試着後に、サイズ変更の返品交換が可能です。
カラーバリエーションは、ホワイト、ブラックに加えて、ブルーも2025年の夏に販売が開始されました。↓


以下が、ホワイトカラーのジュニア用トレーニングシューズです↓


ブラックカラーも、落ち着いたデザインでかっこいいですね。↓


体育館や屋内フットサル用のインシューズの展開もあります。
(ホワイト、ブラック、ブルーの3色カラーの展開です)↓




2位 ヤスダ(YASUDA)Ligaresta(リガレスタ) TF Kids待望のベルクロ型キッズシューズ
2025年夏新発売 — 低学年向けのベルクロ(マジックテープ)仕様

ヤスダ(YASUDA)Ligaresta(リガレスタ) TF Kidsは、2025年夏に新発売のベルクロ型のキッズ向けトレーニングシューズです。
まだ靴ひもを結べない就学前のお子様や小学校低学年のお子様には、一人で着脱できない、ひもタイプのトレーニングシューズは、あまりおすすめできません。
フィット感が多少落ちたとしても、ジュニアやキッズのトレーニングシューズのデビューは、ベルクロ型のキッズシューズから入るのが絶対におすすめです。
ヤスダ(YASUDA)から待望のベルクロ型ジュニア用トレーニングシューズが発売され、ようやく心からおすすめできるデビューシューズが誕生しました。
正直、息子がサッカーを始めた頃にこのシューズが発売していれば、間違いなくこのシューズから選んでいました。
1cmサイズごとの展開になり、0.5cmのサイズ調整は、付属のインソール(スペーサー)の着脱で調整できる点は、Ligaresta(リガレスタ)TF Jr.と同じです。
ブルーカラーが印象的で、かっこいいですね。ホワイトカラーの展開もあります。



キッズにも、体育館や屋内フットサル用のインシューズの展開があります。↓

3位 ミズノ(MIZUNO)モナルシーダ NEO III SELECT Jr AS幅広タイプの定番!
EEE相当のワイドラスト、人工芝でのグリップが好評

ミズノ(MIZUNO)のモナルシーダNEO III SELECT Jr ASは、3E相当の幅広設計で、足幅が広いジュニアに特に人気のモデルです。
軽量でありながら耐久性も高く、激しいトレーニングや試合にも対応します。
クッション性のあるインソールが足への負担を軽減し、長時間の使用でも疲れにくいのが魅力です。
また、ミズノ独自のフィット感で、足全体をしっかり包み込むような履き心地を実現しています。
普段履きの靴よりも、少し大きめサイズを購入することで、足に適度にフィットします。
我が家の小3の息子は、幅広タイプをお店で探して試着し、4足目に購入を決めたシューズです。
また、このシューズから、ひもタイプ(レースタイプ)のトレーニングシューズにデビューしました。
お気に入りのシューズを履くために、一生懸命、ちょうちょ結びを練習していたのが印象的です。
ソールがすり減って履けなくなるまで、このシューズが気に入って履いていました。



4位 アシックス(ASICS)DS LIGHT JR GS TF安心の有名ブランドシューズ
軽量でホールド性◎、人工芝・土両対応

アシックス(ASICS)のDS LIGHT JR GS TFは、日本人の足型に合わせたワイド設計が特徴のサッカージュニア用のトレーニングシューズです。
アッパーには柔らかい人工皮革を採用し、足にしっかりフィットしながらも動きやすさを損ないません。
アウトソールはグリップ力と耐久性に優れ、人工芝や土のグラウンドでも安定したプレーが可能です。
また、足首周りのクッション性も高く、成長期の足をしっかりサポートします。
息子が試着した販売店には、ちょうど足に合うサイズの在庫が無くて断念しましたが、在庫があれば、試着してみることをお勧めします。
小学生の息子の同級生のサッカー友達は、このアシックス(ASICS)のDS LIGHT JR GS TFを履いてプレーしています。
豊富なカラーバリエーションの展開があり、お子様の気に入るカラーを選ぶことができます。






5位 ヒュンメル プリアモーレ6アルファVTF JR足を守るクッション性重視の一足
ゆったりつま先+厚めミッドソールで練習量の多い子に◎

ヒュンメル プリアモーレ6アルファVTF JRは、ジュニアの足に優しい、ベルクロタイプのジュニア用サッカートレーニングシューズです。
痛くなりにくいワイド設計、衝撃を吸収する肉厚ミッドソール、走りやすい柔軟なアウトソールが特徴になります。
我が家の小3の息子が店舗で試着後に購入を決めた、3足目のシューズです。
また、先ほどの同級生とは別の少年団の同級生が、プリアモーレ6アルファVTF JRの色違いを履いてプレーしていました。
クッション性が重視されているため、登下校や外遊びの間もずっと履いており、その期間に足を痛がることはありませんでした。
意外とベルクロ部分の摩耗が速く、ソールがすり減り切る前に、ベルクロで止めることができなくなったため、次のシューズに移行しました。
キッズ受けする奇抜なカラーバリエーションも、おすすめできるポイントです。





まとめ
幅広サッカートレーニングシューズは、お子さんの足を守りながら最大限のパフォーマンスを引き出す大切なアイテムです。
成長期の子どもの足は日々変化しているため、サイズだけでなく足幅やフィット感もこまめにチェックしてあげましょう。
今回紹介した5つのモデルは、選手や保護者からの信頼が厚い定番&最新シューズばかりです。
「足の締め付けがなくて走りやすい」「長時間履いても痛くならない」という声も多く、日々の練習から試合まで安心して使えます。
最後に、ママたちからよく寄せられる質問をまとめましたので、購入前にぜひご参考ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 幅広サッカートレーニングシューズは普通幅の子にも合いますか?
A. はい。幅広設計は足の締め付けが少ないため、普通幅のお子さんでも快適に履けます。ただし、実際の足の形や成長スピードによってフィット感が変わるため、試着やサイズ確認は必須です。「ヤスダ レガリスタ TF Jr.」や、「ヤスダ レガリスタ TF Kids」は、オンライン購入で試着後のサイズ変更返品が可能です。
Q2. 幅広シューズは重くなりませんか?
A. 最近のモデルは軽量化されており、幅広でもほとんど重さの差は感じません。記事内で紹介したモデルも、軽量性とフィット感を両立しています。
Q3. どのくらいの頻度で買い替えるべきですか?
A. 成長期のお子さんは3〜6か月ごとにサイズを見直すのが理想です。指先の余裕が5mm以下になったら買い替え時期のサインです。
Q4. 人工芝と土用で同じシューズを使っても大丈夫ですか?
A. 使うことはできますが、摩耗が早くなる場合があります。できれば練習環境に合わせたソール形状を選ぶと、シューズの寿命が延びます。
Q5. 幅広タイプのベルクロ(マジックテープ)シューズはありますか?
A. はい。記事で紹介している「ヤスダ リガレスタ TF Kids」や、「ヒュンメル プリアモーレ6 アルファV TF」は、ベルクロ式の幅広タイプで、低学年や初心者のお子さんにも履きやすいモデルです。
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