サッカー天皇杯2025(第105回全日本サッカー選手権大会)は、日本サッカーで最も歴史ある大会です。
Jリーグの強豪はもちろん、大学・社会人・地域代表までが同じ舞台に立ち、一発勝負のトーナメントで頂点を争います。
毎年のようにジャイアントキリング(番狂わせ)が起こることも大きな魅力です。
本記事では、2025年大会の最新日程と放送予定、決勝トーナメントの組合せと結果を表で整理。
さらに歴代優勝クラブと賞金情報、ACL2出場権の意義についても詳しく解説します。
観戦前に知っておきたい情報を網羅した完全ガイドです。
① 天皇杯サッカー2025の概要
天皇杯は「日本サッカーの伝統を象徴する大会」であり、Jリーグ、大学、社会人、地域代表が同じ土俵で戦う唯一のカップ戦です。
毎年のように番狂わせが生まれる点から、ファンの間では「ドラマの宝庫」と呼ばれています。
大会日程と開催期間
- 開幕:2025年5月24日(土)
- 決勝:2025年11月22日(土)@国立競技場
半年にわたり全国各地で熱戦が繰り広げられ、最後に「日本一のクラブ」が決まります。
大会方式
全試合ノックアウト方式(トーナメント制)。
90分で決着しない場合は延長・PK戦となります。
出場チーム
合計88クラブが参戦。
J1・J2クラブに加え、都道府県代表やアマチュアシード(2025年は東洋大学)が出場。
浦和レッズはクラブW杯の関係で、2025年はラウンド16から登場しました。
② 天皇杯2025の日程と放送予定
ここでは、天皇杯2025の日程と放送予定をまとめました。
ラウンドごとの日程
- 1回戦:5月24日(土)・25日(日)
- 2回戦:6月11日(水)
- 3回戦:7月16日(水)
- ラウンド16:8月6日(水)
- 準々決勝:8月27日(水)
- 準決勝:11月16日(日)
- 決勝:11月22日(土)@国立競技場
放送・配信情報
- NHK:準決勝・決勝を全国生中継
- スカパー!:注目試合やハイライト配信
- JFATV/TVer:ダイジェストや一部配信あり
決勝はNHKで全国生中継され、地上波での観戦が可能です。
③ 天皇杯2025|決勝トーナメントの組合せと結果
決勝トーナメントは、強豪クラブ同士の真剣勝負に加え、下位カテゴリーから勝ち上がったチームの挑戦が見どころです。
ベスト16以降は全国的にも注目度が高く、各試合の勝敗が優勝争いに直結します。
ここではラウンド16から決勝までの組合せと試合結果を一覧表でまとめました。
ラウンド16〜決勝 結果一覧
ラウンド | 日付 | 対戦カード | スコア |
---|---|---|---|
ラウンド16 | 8月6日 | モンテディオ山形 vs 浦和レッズ | 1-2 |
ラウンド16 | 8月6日 | SC相模原 vs ブラウブリッツ秋田 | 2-1(延長) |
ラウンド16 | 8月6日 | ヴィッセル神戸 vs 東洋大学 | 2-1 |
ラウンド16 | 8月6日 | サンフレッチェ広島 vs 清水エスパルス | 3-0 |
ラウンド16 | 8月6日 | FC東京 vs セレッソ大阪 | 2-1 |
ラウンド16 | 8月6日 | 鹿島アントラーズ vs アビスパ福岡 | 1-0 |
ラウンド16 | 8月6日 | 名古屋グランパス vs 湘南ベルマーレ | 2-1 |
ラウンド16 | 8月6日 | FC町田ゼルビア vs 横浜F・マリノス | 1-0 |
準々決勝① | 8月27日 | 町田 vs 鹿島 | 3-0 |
準々決勝② | 8月27日 | FC東京 vs 浦和 | 2-1 |
準々決勝③ | 8月27日 | 相模原 vs 神戸 | 1-1(PK2-4) |
準々決勝④ | 8月27日 | 名古屋 vs 広島 | 2-4 |
準決勝① | 11月16日 | FC町田ゼルビア vs FC東京 | 未定 |
準決勝② | 11月16日 | ヴィッセル神戸 vs サンフレッチェ広島 | 未定 |
決勝 | 11月22日 | 準決勝①勝者 vs 準決勝②勝者 | 未定 |
決勝展望
決勝はルヴァンカップと同様に、国立競技場で開催。
町田とFC東京の首都圏ダービー、あるいは神戸と広島の上位対決など、どのカードでも注目必至です。
優勝クラブには賞金1億5000万円と、翌年のACL2出場権が授与されます。
※注目選手記事 → FC東京・俵積田晃太の成績と代表活躍!|サンフレッチェ広島・中島洋太朗の成長物語
④ 天皇杯の歴代優勝クラブと賞金
天皇杯を語る上で欠かせないのが歴代優勝クラブの歩みと、クラブの経営や強化に直結する賞金額です。
伝統ある大会でどのクラブが頂点に立ってきたのかを知ることで、大会の歴史的価値が一層際立ちます。
また、優勝によって得られる賞金やACL出場権は、クラブにとってシーズンの大きな目標となっています。
直近10年間の優勝・準優勝
年度 | 優勝クラブ | 準優勝クラブ |
---|---|---|
2015年 | ガンバ大阪 | 浦和レッズ |
2016年 | 鹿島アントラーズ | 川崎フロンターレ |
2017年 | セレッソ大阪 | 横浜F・マリノス |
2018年 | 浦和レッズ | ベガルタ仙台 |
2019年 | ヴィッセル神戸 | 鹿島アントラーズ |
2020年 | 川崎フロンターレ | ガンバ大阪 |
2021年 | 浦和レッズ | 大分トリニータ |
2022年 | ヴァンフォーレ甲府 | サンフレッチェ広島 |
2023年 | 川崎フロンターレ | 柏レイソル |
2024年 | ヴィッセル神戸 | ガンバ大阪 |
賞金と大会の価値
- 優勝:1億5000万円
- 準優勝:5000万円
- ベスト4:各2000万円
2024年からの制度変更により、天皇杯優勝クラブには翌年のACL2出場権が与えられます。
リーグで上位に入れなかったクラブにとってもアジア挑戦の切符となるため、大会の意義は今なお大きいものです。
⑤ まとめ
天皇杯サッカー2025は、Jリーグの強豪から大学や地域代表までが同じ舞台で戦う日本最大のカップ戦です。
日程や放送予定を確認し、決勝トーナメントの組合せや歴代優勝クラブを押さえておくことで、観戦がより一層楽しめます。
今年も新たなドラマとヒーローの誕生に注目しましょう。
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