2025年夏、京都サンガで主力として活躍してきた川﨑颯太(かわさき そうた)選手が、ドイツ・ブンデスリーガのマインツ05へ移籍しました。
守備力と運動量を武器に中盤を支えるプレースタイルで評価を高め、近年は得点やアシストでも存在感を示しています。
さらに2023年には結婚を発表し、サッカー選手としても一人の人間としても新たなステージに立っています。
本記事では、これまでの成績や代表での活躍、海外で注目されるプレースタイル、そしてファンも関心を寄せる結婚情報まで、最新の内容をまとめてご紹介します。
川﨑颯太のプロフィール|成績とマインツ移籍までの歩み
ここでは、川﨑颯太選手のプロフィールや成績についてまとめました。
生年月日・年齢・身長体重
川﨑颯太(かわさき そうた)選手は、2001年7月30日生まれの24歳(2025年現在)。
身長172cm、体重70kgとバランスの取れた体格で、豊富な運動量を活かしたプレーが持ち味のミッドフィールダーです。
利き足は右足で、チームを支える「走れるボランチ」として評価されています。
出身地と経歴
川﨑颯太選手は、山梨県甲府市出身で、小学生時代からヴァンフォーレ甲府の下部組織で育ちました。
中学卒業後は京都サンガU-18へ進学し、キャプテンとしてチームを牽引。
2019年には2種登録され、2020年に正式にトップ昇格を果たしました。
京都サンガでキャリアを積み重ねた「育成出身の生え抜き選手」として、クラブやサポーターから厚い信頼を得ています。
Jリーグ京都サンガでの成績
京都サンガでのJリーグの主な成績は、以下の通りです。
年度 | リーグ | 出場 | 得点 | アシスト |
---|---|---|---|---|
2020 | J2 | 16 | 0 | 0 |
2021 | J2 | 41 | 3 | 2 |
2022 | J1 | 28 | 1 | 3 |
2023 | J1 | 28 | 2 | 1 |
2024 | J1 | 30 | 3 | 1 |
2025 | J1 | 23* | 4* | 1* |
*2025年はマインツ移籍前(京都所属時点)の数字。
2021年にはJ2で41試合に出場し、クラブのJ1昇格に大きく貢献。
その後もレギュラーとして安定して出場を続け、2024シーズンには得点とアシストの両面で数字を残しました。
ボランチながらゴールに絡む力をつけ、攻守両面で存在感を示しています。
日本代表での実績
川﨑颯太選手はU-18からU-23まで各世代別日本代表に選出され、2024年パリ五輪でもプレーしました。
豊富な運動量と守備力を評価され、フル代表にも招集経験があります。
年度 | カテゴリ | 出場 | 得点 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2019 | 日本U-18 | 3 | 0 | 初代表 |
2024 | 日本U-23 | 3 | 0 | パリ五輪出場 |
2025 | フル代表 | 選出のみ | – | 移籍準備のため出場なし |
国際大会での経験は、海外挑戦にも大きく役立つ要素となっています。
マインツ移籍の経緯と契約内容
川﨑颯太選手は、2025年7月に、ドイツ・ブンデスリーガのマインツ05へ期限付き移籍が決定。
契約は2026年6月30日までで、背番号は「24」。
移籍金は20万ユーロ、買い取りオプションは100万ユーロと報じられています。
マインツは「守備力と戦術理解に優れ、クラブのスタイルに合う」とコメントしており、現地サポーターからも期待が寄せられています。
川﨑選手にとってはキャリア初の海外挑戦であり、日本代表活動を辞退してまで挑んだ大きな決断でした。
プレースタイルと特徴
ここでは、川﨑颯太選手のプレースタイルと特徴について解説していきます。
守備的MFとしての強み
川﨑颯太選手のプレースタイルは、守備的MFとして相手の攻撃を予測し、インターセプトやボール奪取でピンチを未然に防ぐことです。
走力を活かしたカバーリング範囲の広さや、セカンドボール回収力も武器で、チームに安定感を与える選手です。
攻守両面での成長
2023年以降は攻撃参加にも積極的で、ゴールやアシスト数が増加。
2024年にはリーグ戦で3得点を記録し、中盤からの飛び出しやパスの展開力も磨かれました。
攻守にバランスの取れたプレーヤーへと進化しています。
海外で期待される適応力
ブンデスリーガはフィジカルとスピードが要求されるリーグですが、川﨑選手は戦術理解力と柔軟性に優れており、順応できる可能性が高いと評価されています。
まずは守備的MFとして起用され、その後攻撃面での幅を広げることが期待されています。
プライベート・結婚情報
ここでは、川﨑颯太選手のプライベートや結婚情報についてまとめました。
入籍の発表と本人コメント
2023年11月17日、川﨑颯太選手は、京都サンガの公式サイトを通じて入籍を発表しました。
お相手は一般の方で詳細は非公開ですが、高校時代から交際を続けていた方とのことです。
本人は「苦しい時も支えられ、J1昇格を決めたときも一緒に喜んだ」とコメントしており、長年のパートナーと結婚したことを報告しました。
家庭を持ったことで、より一層プロサッカー選手としての責任感が増したと言えるでしょう。
支え合ってきたエピソード
コメントからも分かるように、入籍は単なる私生活のニュースにとどまらず、川﨑選手のキャリアにおいても重要な出来事です。
大きなプレッシャーの中で戦うサッカー選手にとって、長年支えてくれた伴侶の存在は大きな力となります。
今後は家族の支えを受けながら、海外の厳しい舞台に挑むことになります。
まとめ|川﨑颯太の今後に注目
京都サンガで主力として積み上げた成績を土台に、2025年夏にマインツ移籍を実現した川﨑颯太。
守備力と走力を武器にしたプレースタイルは、ブンデスリーガでも期待されています。
さらに、2023年に発表した結婚は、彼の人間性や安定感を示す大きなニュースであり、ファンにとっても応援したくなる要素です。
サッカー選手としても家庭人としても新しいステージに立った川﨑颯太が、今後どのような成長を遂げるのか注目が集まります。
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