この記事では、サッカーを始める子供に、おすすめのソフトタイプのジュニア用レガース(すね当て)をご紹介します。
サッカーをする子供にとってレガース(すね当て)は、常に肌に接しているものになります。
もし、子供に合わないものを購入してしまうと、着用中の不快感が強くなり、痛くなって外したがったり、最悪の場合、アザなどの怪我につながったりする可能性もあります。
そこで、私の小学生の息子がサッカーを始めるときに起きた「失敗経験」を踏まえながら、おすすめのジュニア用レガース(すね当て)の選び方について、ご紹介していきます。
サッカージュニア用レガースソフトタイプの選び方3つのポイント

1.素材は、ソフトタイプ
2.レガースのサイズ感
3.レガースの相場
それぞれ、詳しく説明していきます。
素材は、ソフトタイプ
レガース(すね当て)は、大きく分けると、ハードとソフトの二種類の素材に分けられます。
ジュニア用のレガース(すね当て)については、結論から言うと、ソフトタイプの購入をおすすめします。
小学生に、ソフトタイプがおすすめな理由は、着用時の不快感が少ないことで、レガースを着用する習慣を自然と形成することに繋がるからです。
ハードタイプ
一般的なレガース(すね当て)といえば、ハードタイプのものです。大人になってからサッカー用品を準備される場合は、ハードタイプを選ぶ場合が多いと思います。
表面はプラスチックや合成樹脂でできており、保護機能や強度があり、耐久性があります。
すねに触れる部分はスポンジでできており、衝撃を吸収してくれます。
表面の固さと耐久性があるため、サイズが合っていないとフィットしづらく、子供によっては、圧着感から痛みを感じる場合もあります。
私の息子(当時、小学2年生)は、父親の私のハードタイプのレガース(すね当て)を着用し、サッカー少年団の体験に意気揚々と参加しましたが、体験終了後、「脚(すね)が痛い」と訴えてきました。
そのため、すぐにソフトタイプのレガース(すね当て)を探して購入することになりました。
ソフトタイプ
ソフトタイプのレガース(すね当て)は、ゴムやポリエステルでできており、名前のとおり、柔らかいタイプのレガース(すね当て)になります。
フィット感があり掃除しやすいという特徴がありますが、ハードタイプよりは耐久性や保護機能は低めです。
しかし、ソフトタイプでも大きな問題もなく使用できるので、小学生以下の子どもはソフトタイプの使用をおすすめします。
レガースのサイズ感
レガース(すね当て)には、Sサイズ、Mサイズなどの2展開、F(フリーサイズ)で1展開のブランドなど、様々あります。
一番良いのは、実際に着用してみることですが、店頭では在庫がそろっていない場合もあります。
ネット通販で購入する場合の目安ですが、基本的には、小学生以下は小さいサイズ、中学生以上は大きいサイズと考えて良いでしょう。
レガースの相場
レガース(すね当て)の相場は、おおよそ1,000円~2,000円未満くらいです。
消耗品ですので、あまり高価なものを購入する必要はありません。
メーカー選びに迷った場合には、聞き覚えのある有名なメーカーのものを選ぶというのも、失敗の少ない購入方法になります。
サッカージュニア用おすすめレガースソフトタイプ4選

サッカージュニア用のおすすめレガース(すね当て)を、ソフトタイプにしぼってご紹介していきます。
おすすめ商品には「シンガード」という名の付く商品も多いですが、レガースも、シンガードも、どちらも「すね当て」という同じ意味であり、すね部分をカバーして保護するための商品になります。
1.MIZUNO(ミズノ) ゼログライドシンガード
2.UMBRO(アンブロ)メッシュシンガード
3.PUMA(プーマ) シンガード パワーキャット ライト
4.SFIDA(スフィーダ))ソフトシンガード
それぞれ、以下で詳しく紹介していきます。
MIZUNO(ミズノ) ゼログライドシンガード
MIZUNO (ミズノ) ゼログライドシンガードは、ズレにくさと、軽量性と、防臭機能を追求したレガース(シンガード・すね当て)になります。
表面のラバー素材が、グリップ力を発揮して、ストッキングとのズレにくさを高めています。
軽量設計で片方29gの軽さを実現し、着けていることを子供が忘れることもあるくらいです。
防臭加工と、通気溝により、レガース(シンガード・すね当て)の嫌な臭いを最小限に抑えてくれます。
ソフトタイプで柔らかい素材ですが、ある程度の強度があり、十分な保護機能が期待できます。
13cmモデルと、15cmモデルの、2サイズの展開があることも、おすすめできるポイントになります。
小学生の私の息子は、このゼログライドシンガードを着用してからは、すねを痛めることは一度もなく、良い商品なので、同じく小学生の甥っ子にも、これを購入するようにすすめました。
ちなみに、小学生の私の息子は、13cmモデルを着用し、充分にすね部分をカバーできました。
UMBRO(アンブロ)メッシュシンガード
UMBRO (アンブロ) メッシュシンガードは、軽量タイプのメッシュ素材を使ったレガース(シンガード・すね当て)で、通気性の良さが特徴です。
サイズは、F(フリーサイズ)の1展開ですが、レッド、ターコイズ(水色)、ブラックのカラーバリエーションがあります。
レガース(シンガード・すね当て)のサイズ感としては、少し小さめな作りの商品となります。
左右非対称な形のため、左右を間違えずに装着することでフィット感を高めますが、反対の脚に装着してしまうと違和感が生まれるため、注意が必要です。
ソフトタイプの素材ですが、保護機能も十分で、問題はありません。
PUMA(プーマ) シンガード パワーキャットライト
PUMA (プーマ) シンガード パワーキャットライトは、ソフトタイプのレガース(シンガード・すね当て)になります。
定価は990円という格安の値段で、とても安く購入することができます。
ポリエステル生地に包まれ、肌への当たりが柔らかく快適に着用できる点がおすすめです。
サイズは、XS(W8×H14cm)サイズ、S(W8×H15cm)サイズ、M(W9×H17cm)サイズ、の3展開となります。
小学生のジュニア用として購入する場合は、XSサイズで充分にすね部分をカバーできるでしょう。
反対に、Mサイズでは大きすぎて着用できないと思われますので、一度、お子さんのすね部分の長さを図ってみるのも良いかもしれません。
SFIDA(スフィーダ))ソフトシンガード
SFIDA (スフィーダ) ソフトシンガードは、ソフトタイプのシンガードとしては、MIZUNO (ミズノ) ゼログライドシンガードの次に、高価な価格帯の商品で、素材や作りがしっかりとしています。
サイズは、F(フリーサイズ)で、カラーは、イエローとブラック2展開になります。
レガース(すね当て)のブランドとしては、少しマイナーなブランドとも言えますが、同じチームの選手と、レガースが被りにくいというメリットがあるとも言えるでしょう。
レガースがズレてしまう場合

レガース(すね当て)は、サッカーソックスの中に入れて、肌と密着させて固定していますが、激しく運動する中で、少しずつ、下にズレてきてしまうことがあります。
特に、ソックスの下部にレガース(すね当て)がズレてきて、足首の辺りまできてしまうと、不快感や動きにくさに繋がってしまいます。
そのため、レガース(すね当て)が、ずり落ちないように足首の付近をバンドやテープで固定することが、すね当て止め(ノンスリップバンド)の役割になります。
すね当て止めは、ソックスとレガース(すね当て)の組み合わせによっては、必ずしも必要になるわけではありません。
もし、レガース(すね当て)が、頻繁に下にズレてしまうようでしたら、以下のようなすね当て止め(ノンスリップバンド)の購入を検討してみると良いかもしれません。
なお、JFAの競技ルールによれば、ソックスを止めるためのテープ類は「着用するソックスの色と同じものでなければならない」というルールになっています。
普段の練習や練習試合では、白いテーピングなどで止めていても問題ありませんが、公式戦に出場する際には、チームカラーのソックスと同じ色のテープか、すね当て止めを用意しておくことが必要になります。
Tabio(タビオ)ノンスリップバンド
靴下メーカーのTabio (タビオ) のすね当て止めが、上記のノンスリップバンドになります。
すね当て止め自体は他メーカーの商品にもありますが、公式戦でも使用するために、ソックスと同じ色を用意することを考えると、すね当て止めは、Tabio (タビオ) のノンスリップバンド1択になります。
カラーバリエーションが豊富で、ホワイト,グレー,ブラック,ローズピンク,レッド,エンジ,オレンジ,イエロー,グリーン,ブルー,ネイビー,ターコイズブルー,パープルの13色が、販売されています。
珍しい色のソックスでない限り、チームカラーのソックスと同色のバンドを選ぶことができると思います。
チームカラーのソックスに合わせて1つ、準備しておくと良いかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
サッカージュニア用のレガース(シンガード・すね当て)を購入する際には、まずは、ソフトタイプの中から選ぶことが大切です。
子供が違和感なく着用できることで、レガース(シンガード・すね当て)の着用を習慣化することに繋がり、結果として怪我の防止に繋げることができます。
子供が大きくなり、中学生年代になるころには、プレーの激しさも増してくるため、ハードタイプのレガースを検討しても良いタイミングかもしれません。
ちなみに私自身は、中学生時代には、少し大きめのソフトタイプのレガースを着用し続けていました。
シューズやユニホームを選ぶときと同じように、レガース選びの際にも、ぜひ、子供と相談しながら購入を進めてくださいね。
あなたと、あなたのお子様のサッカーライフが、さらに豊かになることを願っています。
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