これからサッカーを始めるお子さんにとって「レガース(すね当て)」は必須アイテムです。
しかし、合わないものを選んでしまうと「痛いから外したい」「試合中にずれる」といったトラブルにつながり、集中してプレーできません。
実際に私の小学生の息子も、最初に買ったハードタイプが合わず「脚が痛い」と訴えた経験があります。
そこで買い直したのがソフトタイプのレガースで、これをきっかけに快適にサッカーを楽しめるようになりました。
この記事では、その経験を踏まえながら ジュニア用におすすめのソフトタイプレガース4選 と、失敗しない選び方のポイントをわかりやすく解説します。
サッカージュニア用レガースの選び方|3つのポイント

ここでは、サッカージュニア用レガースの選び方を3つのポイントで紹介していきます。
1.素材は「ソフトタイプ」が基本
2.サイズ選びの目安
3.価格帯は1,000~2,000円が目安
それぞれ、以下で解説していきます。
1. 素材は「ソフトタイプ」が基本
レガースには「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」があります。
大人の試合ではハードタイプが一般的ですが、小学生や初心者には ソフトタイプ をおすすめします。
- ハードタイプ
- 表面はプラスチック製で強度・耐久性に優れる
- 衝撃吸収性は高いが、サイズが合わないと痛みや違和感を感じやすい
- ソフトタイプ
- ゴムやポリエステル素材で柔らかく軽量
- フィット感があり、着け心地が良いため子どもが嫌がりにくい
- 耐久性はハードに劣るが、小学生年代には十分
私の息子もソフトタイプに変えてからは、練習後に「痛い」と言うことがなくなり、練習での集中力やモチベーションもアップしました。
2. サイズ選びの目安
レガースはブランドによってサイズ展開が異なります。
- 小学生低学年 → SサイズまたはXSサイズ
- 小学生高学年〜中学生 → Mサイズ
- 高校生以上 → Lサイズ
ネット通販の場合は実際に試着できないので、すねの長さを測って商品サイズと比較するのが失敗しないコツです。
3. 価格帯は1,000〜2,000円が目安
ジュニア用レガースは消耗品のため、まずは 1,000〜2,000円程度 の商品で十分。
メーカー選びに迷ったら、MIZUNO・PUMA・UMBROなど有名ブランドのモデルを選ぶと安心です。
サッカージュニア用レガースおすすめソフトタイプ4選
ここからは、実際に評判が良く、私自身も使用して良かったと思えるおすすめのソフトタイプレガース4選を紹介します。
なお「シンガード」と表記される商品もありますが、意味は同じ「すね当て」です。
1.MIZUNO(ミズノ)ゼログライドシンガード
2.UMBRO(アンブロ)メッシュシンガード
3.PUMA(プーマ)シンガード パワーキャットライト
4.SFIDA(スフィーダ)ソフトシンガード
それぞれ、以下で詳しくご紹介していきます。
1. MIZUNO(ミズノ)ゼログライドシンガード

MIZUNO (ミズノ) ゼログライドシンガードは、ズレにくさと、軽量性と、防臭機能を追求したレガース(すね当て)になります。
表面のラバー素材が、グリップ力を発揮して、ストッキングとのズレにくさを高めています。
軽量設計で片方29gの軽さを実現しており、子供がつけていることを忘れることもあります。
防臭加工と、通気溝により、レガース(すね当て)の臭いを最小限に抑えてくれます。
ソフトタイプで柔らかい素材ですが、ある程度の強度があり、十分な保護機能が期待できます。
13cmモデルと、15cmモデルの、2サイズの展開があることも、おすすめできるポイントになります。
我が家の小学生3年生の息子は、このゼログライドシンガードを着用してからというもの、すねを痛めたことは一度もありません。
そのため、自信をもって、小学生の甥っ子にも購入するようにすすめました。
ちなみに、小学3年生の息子は、13cmモデルを着用し、充分にすね部分をカバーできました。
◆商品の特徴:
- ズレにくさを追求した特殊ラバー素材
- 片足わずか29gの軽量設計
- 防臭加工&通気溝でムレを防ぐ
- 13cm・15cmの2サイズ展開
2. UMBRO(アンブロ)メッシュシンガード

UMBRO (アンブロ) メッシュシンガードは、軽量タイプのメッシュ素材を使ったレガース(すね当て)で、通気性の良さが特徴です。
軽量で蒸れにくいため、夏場の練習にもおすすめです。
サイズは、F(フリーサイズ)の1展開(15.5cm)ですが、レッド、ターコイズ(水色)、ブラックのカラーバリエーションがあります。
左右非対称な形のため、左右を間違えずに装着することでフィット感を高めますが、反対の脚に装着してしまうと違和感が生まれるため、初めは注意が必要です。
ソフトタイプの素材ですが、保護機能も十分で、問題はありません。
◆商品の特徴:
- 通気性抜群のメッシュ素材
- 左右非対称デザインでフィット感◎
- 小さめサイズ感で低学年にぴったり
- カラーはレッド・ターコイズ・ブラックの3色展開
3. PUMA(プーマ)シンガード パワーキャットライト

PUMA (プーマ) シンガード パワーキャットライトは、ソフトタイプのレガース(すね当て)になります。
定価は990円というコスパ最強の値段で、とても安く購入することができます。
ポリエステル生地に包まれ、肌への当たりが柔らかく快適に着用できる点がおすすめです。
サイズは、XS(W8×H14cm)サイズ、S(W8×H15cm)サイズ、M(W9×H17cm)サイズ、の3展開となります。
小学生のジュニア用として購入する場合は、XSサイズで充分にすね部分をカバーできるでしょう。
反対に、Mサイズでは大きすぎて着用できないと思われますので、一度、お子さんのすね部分の長さを図ってみるのも良いかもしれません。
◆商品の特徴:
- 定価990円とコスパ最強
- ソフト素材で肌当たりが柔らかい
- XS・S・Mの3サイズ展開
4. SFIDA(スフィーダ)ソフトシンガード

SFIDA (スフィーダ) ソフトシンガードは、素材や作りのしっかりした、ソフトタイプのレガース(すね当て)です。
サイズは、F(フリーサイズ)で、カラーは、イエローとブラック2展開になります。
レガース(すね当て)のブランドとしては、少しマイナーなブランドとも言えますが、同じチームの選手と被りにくいというメリットがあるとも言えるでしょう。
◆商品の特徴:
- 耐久性が高く作りがしっかり
- フリーサイズでカラーはイエロー&ブラック
- 他の子と被りにくいブランド
レガース(すね当て)がズレるときの対策

プレー中に「レガースが下がって足首まで落ちてしまう」という悩みはよくあります。
そんなときに役立つのがすね当て止め(ノンスリップバンド)です。
レガース(すね当て)が、下にずり落ちないように、足首の付近で固定することが、すね当て止め(ノンスリップバンド)の役割になります。
すね当て止めは、ソックスとレガース(すね当て)の組み合わせによっては、必ずしも必要になるわけではありません。
もし、レガース(すね当て)が、頻繁に下にズレてしまうようでしたら、以下のすね当て止め(ノンスリップバンド)の購入を検討してください。
なお、JFAの競技ルールによれば、ソックスを止めるためのテープ類は「着用するソックスの色と同じものでなければならない」というルールになっています。(JFAの競技規則第4条、IFAB法則4:選手の装備、4.2 必須装備より)
普段の練習や練習試合では、白いテーピングなどで止めていても問題ありませんが、公式戦に出場する際には、チームカラーのソックスと同じ色のすね当て止め(ノンスリップバンド)を用意しておくと、安心です。
Tabio(タビオ)ノンスリップバンド


Tabio(タビオ)ノンスリップバンドは、靴下メーカーのTabioから出ている本格的なすね当て止めです。
普段の練習ではテーピングでも構いませんが、公式戦に出る子ども用に、靴下と同系色で1つ、用意しておくと安心です。
◆商品の特徴:
- サッカー専用ソックスメーカー製
- 13色展開でチームカラーと合わせやすい
- 公式戦でも使用可能(ソックスと同色必須のため)

まとめ
小学生のサッカージュニアにとっては、まず「ソフトタイプ」のレガースを選ぶことが安心です。
そのうえで、すねの長さを測って適切なサイズを選ぶことが、快適な着用感につながります。
価格帯は1,000〜2,000円前後で十分であり、初めて購入する際も無理なく選びやすいでしょう。
もし試合中にレガースがずれてしまうようなら、ノンスリップバンドを活用することで、プレーに集中できる環境を整えることができます。
大切なのは、お子さんが「痛い」「嫌だ」と感じないレガースを選ぶことです。
シューズやユニフォームと同じように、お子さんと一緒に相談しながら最適な一枚を見つけることで、サッカーをより楽しく安全に続けられるはずです。
あなたとお子さんのサッカーライフが、より快適で充実したものになることを心から願っています。
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